会長通信


by tamurasyasinkan

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社長通信 第116号 2010.9.6 お客様は最高の営業マン

昨日は、各店とても忙しい一日だったようです。
報告の数字を見ると、特に七五三のご見学やご予約のお客様の勢いが凄かったようですね。
夏休みが終わって、最初の日曜日。
そろそろ、七五三の準備をしなければと、
今まで、のんびりとしていた方々が、ようやく重い腰を上げ始めたのでしょうか。
さらに、毎週のように入るライバルの新聞折り込みチラシも
効果の要因になっていると思います。
他店のチラシの効果が、当社に及ぶということは、まさに「漁夫の利」ですね。

さて先日の第25期経営方針発表会で、各店舗の年間計画が発表になりましたが、
時間がなくて、細かいところまでは説明が及びませんでした。
しかしあの計画書は、各店長さん、幹部の皆さんが、
この1カ月間、何度も何度も試行錯誤し、訂正に訂正を繰り返しながら、
やっと出来上がったというように、相当のエネルギーが費やされた結果なのです。
今後はしっかりと進捗管理を徹底し、
PDCAサイクルをフル回転させていくことが、何が何でも必要なことになります。

でなければ、計画書はただの紙くずとなり、絵に描いた餅となってしまいますね。
ですから計画は、店長や幹部だけでなく、スタッフ全員で遂行していく意思が必要ですね。

さて、方針発表会で公開されなかった文書の中に、
1年間の広告宣伝計画があります。
各店、綿密な計画をつくりあげました。

この計画の中で、前期とは大幅に変わったところがあります。
それは、広告メディアの変化です。

今期はなんと、宇都宮店、小山店では、新聞折り込みチラシをゼロにチャレンジします。
また佐野店は、知名度を上げるために、たった1回だけ折り込みチラシを予定しています。
2年前までは、各店年6回くらいのチラシを出していましたから、
とても大きな変化です。

もちろん、紙媒体の広告が全くなくなる訳ではありません。
地域のミニコミ誌やDMなどは、今まで以上に力を入れる予定です。
また、何と言っても、ホームページ、ブログ、携帯メール一斉送信などの
インターネット関連には、相当の力を入れることになるでしょう。

しかしながら、これらの情報発信の共通点は、すべて、

「売る側の都合で行われる広告」なのです。
ここが、とても重要な注意点です。

例えば、家電製品やスーパーなどは、どこで買ってもほぼ同じ商品です。
ですから、広告のポイントは、「どこよりも安く」というディスカウントに絞られてきます。

でも、私たちの売っているものは、
どこで買っても違った商品になるのですね。

撮影の仕方、アルバムの作り方、サービスの仕方、
時間のゆとり度、スタッフの丁寧さや笑顔、建物の雰囲気などなど、
すべて、お店によって違うわけです。

しかしながら、それらのお客様のメリットを
新聞折り込みのようなB4判の紙面に表現できるでしょうか?
あるいは、DMもインターネットも、
それは限られたスペースの中で、私たちの店の良さを表現しなければならないのですが、
これはちょっと、無理というものです。

さらに、もし仮に伝えることができたとしてですよ。
それって、手前味噌の広告になってしまいますよね。
「当店はスタッフ全員がとっても素晴らしくて元気なんです!そして写真も最高です!」
なんて、広告で表現したとしても、それを見たお客様は、
「あっ、そう。」で終わってしまうでしょう。

ここで、よく考えてみると、

・へ~っ、そんなに素晴らしいスタッフなの?
・う~ん、このロケーション写真すごく表情がいいよね。
・えっ、そんなに時間かけて撮ってくれるの?
・お支度もおしゃれだよね~。腕がいいわ。
・とにかく、仕上がりがいいよね。他とは断然違うわ。
・ちょっと気になるなあ・・・うちも行ってみようか。
・まずは、パンフレット送ってもらおうか。

そんな風に未来のお客様が反応してくれる宣伝方法が、唯一つだけあるんです。

それは、昨日のお客様が、素晴らしい営業マンになっていただいた時です。

お客様は、どんな広告よりも、どんなにスキルの高い営業マンよりも、
段違いに素晴らしい営業能力を持っているのですね。

なにしろ、お客様は自分でお金を払って、当店で体験をしていらっしゃる訳ですから。
何と言っても、すごい説得力がありますよ。
そしてお友達との信頼関係もバッチリですから、何も疑わないですよね。
ですから、話を聞いて、「じゃあ、私も天使の森へ行ってみよう!」
という結果をつくっていただける確率は非常に高いのです。

お客様を営業マンという言い方をするのはちょっと失礼ですね。
正しくは「ファンの皆様」と言うべきでしょうが、今日は
皆さんに、分かりやすくお伝えするために、そう言わせていただきました。

世の中には、「行列のできる〇〇」というのがたくさんあります。
こういうお店の共通点は、広告宣伝をしないことなんですね。

天使の森の目指すところは、そこなのです。

今日のお客様が、明日のお客様を連れて来てくれる。

この現象は、良いスパイラルとなるので、どんどんお客様が増え続けるんですね。

今日から、一人ひとりのお客様に、
天使の森の営業マンになっていただくんだという思いを心の片隅において、
さらに素晴らしい笑顔とサービスと感動を提供して行きましょう。

当社のお客様の定義にあるように、
宅急便のお兄さんや、ヤクルトのお姉さんにも、
皆さんのファンになるよう、笑顔で大歓迎してくださいね。

「その一つ一つの努力は、何物にも勝る広告宣伝なのです。」

本当に、皆さんは素晴らしい人たちです。
こんなに素晴らしいスタッフばかり揃っているお店はめったにないと思いますよ。

さあ、頑張りましょう。
by tamurasyasinkan | 2010-09-06 11:24