会長通信


by tamurasyasinkan

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社長通信第297号 2011.8.6 改善提案は是か非か?

皆さん、今日は久しぶりに暑かったですね。
各店、毎日たくさんの来客があり、本当に大変ですが、宜しくお願いしますね。

さて、昨日のブログですが、ほとんどのスタッフが読んだのでしょうか?

なぜかというと、昨日のアクセス数が87件というびっくりするような数字だったからです。
今まで多い時でも70件そこそこでしたから、飛び抜けて凄い数になりました。
そして今日も、今現在で60件を超えています。

成人振袖を成功させるためのポイントという内容でしたから、皆さん興味を持ってくれたのだと思います。
ありがとうございます。
それだけ皆さんの仕事への意識が高いということが、よく分かりました。
心から感謝いたします!

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さて、昨年の9月1日から改善提案システムが実行されました。
たくさんの皆さんに提案をいただきまして、本当にありがとうございました。

まだ、私の手元の集計は3月までしか出ていませんが、この集計表を見るといろいろな気づきがあります。

この改善提案について表彰をすることになっていますが、表彰については、以下のように考えています。
対象は7月31日受付までの提案といたします。

・最優秀提案賞・・・・1件

・優秀提案賞・・・・・3件

・提案数最多賞・・・・・・1件

・提案数最多店舗賞(一人当たり提案数)・・・1店舗

さて皆さん、3月11日までの提案件数ですが、何件だったと思いますか?
その答えは、153件です。
そのうち、9月が61件と全体の40%を占めています。
最初のうちは提案が多いだろうということは、予測していましたが、やはり時間が経つにつれて新しい提案は浮かびにくくなるのですね。

私はこの11か月間、この改善提案システムがどのように推移していくか非常に興味を持って見守ってきました。
この期間、喉から手が出るほど言いたいことがたくさんあったのですが、
訂正→この期間、いても立ってもいられないほど言いたいことがたくさんあったのですが、
それをじっと我慢して、耐え忍んでおりました。

それは次のような結果だからです。(3月11日までの結果より)

1件以上提案した人の数・・・・・・32名・・・・・・・・・全体の約45%
(1件も提案しなかった人の数・・・・・・・約40名)

こういう状況についての大きな疑問です。
どんな疑問かというと、これは会社全体で取り組むべきことなのに、全くの傍観者が半分以上いるということに対する疑問です。

では、1件も提案を出さなかった人の理由を以下に推察してみます。

①提案するような考える能力が全く無い人
②このシステムの趣旨に賛同できず反発した気持ちがある人
③提案することで多少のお金をもらうと白い目で見られそうな被害者妄想
④提案しても採用されなかったら恥ずかしいという弱気な方
④どうでもいい、無関心、傍観者、後ろ向き、否定的、マイナス思考

以上の5つのどれかに当てはまるのではないかと思うのですがいかがでしょうか?

しかも驚くことなかれ!このような事実もあります。

私も含めて当社の取締役6名のうち、なんと4名が1件も提案していないのです。
当然、この4名の取締役は、上記の5つの理由のいずれかに当たるわけですね。

これ、皆さん、おかしいと思いませんか??????

取締役と言えば、会社のリーダーの方たちです。
そのリーダーが率先してやらなくて、何で部下が動くだろうか?いや動かないですよね~!
そんなこと、誰でも分かる理屈ですよね~。

極論を言えば、そのリーダーの方たちには全員、明日から違う人に交替してもらいたい!!
それが、私の本心です。

まあ、この件だけでそういう結論を出すことはできませんが、
私にとってはそのくらいショックな出来事ということなのです。

一事が万事と言いますね。
そうならないように、祈るばかりです。

だから私は、提案を出さなかった方たちに、なぜ出せないの?と聞くこともできないんですね。
上司も出していないじゃないですか・・・と反論されたら返す言葉がありませんから。

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理念と経営の月刊誌の中の、企業事例研究という特集に、我が社が載ることになりました。
9月19日に取材班が訪れます。
我が社が他に比べて有している優位性のあることはたくさんあります。
オンリーワンな商品やサービス。そして何よりもスタッフの素晴らしさです。
しかしながらこの改善提案についてだけは、口が裂けても言えませんね。とても恥ずかしくて。

来期は、これを継続するのか、それとも諦めて止めるのか、
それは、皆さん全員で結論を出してください。

特に取締役の皆さんには、明確な意思表示をお願いします。
by tamurasyasinkan | 2011-08-06 20:52