会長通信


by tamurasyasinkan

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社長通信第380号 2012.1.21 感動の新春セミナー

昨日まで2日間、日創研新春経営者セミナーに、田名網店長と一緒に参加して来ました。

会場はお台場のホテルグランパシフィック・ダイバです。
新橋からゆりかもめに乗り、台場駅到着!
奥に見える30階建てが会場のホテルです。
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会場に着くと、恒例ですが、日創研の女性スタッフが全員振り袖姿でお出迎えです!
ここで参加者千人の受付をします。
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オープニングは、中島みゆきのヘッドライトテールライト・・・「夢はまだ終わらない」の曲に乗って、大震災に立ち向かう人々の姿が映し出され、感動で嗚咽が漏れます。
「日本人は必ずこの困難を乗り越える!!」 そして、「零からの出発」の大会テーマが。
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日創研代表、田舞徳太郎氏の開会あいさつです。
私は、19年前にこの人と知り合わなかったら、今の会社の繁栄はありません。
私の生涯の師であり、恩人です。
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今回のセミナーは、6人の講演と1回の分科会により構成されています。

まず最初の講演者は、HISの創業者でスカイマークエアラインで航空業界の変革をし、現在長崎のハウステンボスを再生しておられる、澤田秀雄氏60歳です。
たくさんの事を学びましたが、全部書ききれませんので、その中で一番印象に残った言葉。

経営者にとって必要なことは・・・
「創造力とチャレンジ力」 常に新しい事を考え、問題や失敗を恐れずにチャレンジをすること。
しかし、致命傷になるようなチャレンジだけはしないこと。
ほとんどの成功は運によるもの。運を大切にする。運の良い人と付き合うことが大事。正しい事をしていれば運は必ず味方してくれる。
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次は、セコムの木村昌平氏と理念と経営顧問の片方善治氏の対談形式の講演でした。
ここからは残念ながら撮影禁止になり写真がありません。

お二人の対談の主旨は、セコムの創業者である飯田亮氏の経営思想について語るものでした。
その中で、特に印象に残ったもの。
「常に人の道として正しいかどうかを考える。そして既成概念の打破。当たり前であると思う事を否定できなければ、新しい常識は生まれない。つまり、常に創造的破壊を繰り返す事。」

3人目は、海外にベンチャー企業を立ち上げ成功し、現在は政府の諮問委員や国連の仕事にも携わっている原丈人(はらじょうじ)氏の講演です。
この人は、初めて知った方ですが、凄い人でした。
世界の経済の中心は、今後は先進国から発展途上国へと移って行く。そのために日本の役割は、アフリカをビジネス的に援助することだ。
①5歳までの死亡率を低下させること②教育を充実させること③仕事を提供すること
この三つを解決した時にアフリカは素晴らしい経済発展を遂げることができる。
欧米の株主資本主義と中国の国家資本主義、もはやこの二つでは人類の幸福を成し遂げられないことが分かった。
そこで新たにこの日本から、「公益資本主義」という経済の在り方を発信していかねばならない。
という、実に壮大な考え方です。
つまり、日本が新たな産業のリーダーとなり、日本の持つ正しい価値観を世界に広めるということです。
これは、ただの理想論ではなく、きちんとした根拠を持っての話ですから、説得力があります。
この人は、今後の日本を変革するために無くてはならない人と感じました。

一夜明けて、朝のセミナーは4人の講演者から一人選んで拝聴する、分科会です。
私は元プロ野球選手の権藤博氏の会場に行きました。

中日ドラゴンズで投手として輝かしい実績をつくった後は、数々の球団の監督を歴任し、その経験から、選手を育てる秘訣を語っていただきました。
タイトルは、「教えない教え」です。
この人の人財育成法は一言で言うと、dno't over teach つまり「教え過ぎてはいけない」ということです。
教えられて覚えたことは忘れる。しかし自分で生み出したことは忘れない。
また、組織においては、
「強いチームが勝つのではなくて、良いゲームをするチームが勝つ」
強さだけでは勝てない・・・この言葉がとても印象r的でした。

次は、4年連続でこのセミナーの講演をいただいている、ワタミ会長の渡邉美樹さんです。
昨年は、東京都知事選に立候補し、選挙期間中に震災が起こり、選挙は落選。
その後、陸前高田市の参与になり、市の復興に全身全霊を傾ける姿が映像で紹介されました。
この人は、本当に毎年毎年、進化しています。
もう、驚きの世界です。
あとで、詳しく紹介しますが、一つだけ。

渡邉美樹さんの運に対する考え方です。
「神様は努力している人を応援してくれる。だから、いつもぼくは自分に問いかける。神様が応援したくなるような仕事をしているか?毎日、問いかける。」
「人間の幸せとは金とか名誉ではない。ありがとうという言葉を1回でも多くもらえることだ。」

本当に、凄い人です。

次は、万協製薬という会社の社長である、松浦信男氏の講演です。
阪神大震災で、当時の会社のすべてを失い、そこから現在の素晴らしい会社になるまでの経過から、企業の役割使命を自分なりに理論化された話でした。
関西系のギャグを連発しながら、しかし、その中に人としてあるべき姿、また社員さんが生き生きと働ける会社をつくるのが社長の仕事・・・という話を楽しくお聞きしました。

最後は、ティアという葬儀社のチェーン店化に成功し、上場企業にした富安徳久氏の講演です。
この方は、理念と経営2月号の企業事例研究1に掲載されていますので参照してください。
1時間30分、物凄いハイテンションの講演には驚きました。
富安さんの講演最後の一言。
「命とは誰かの為に使う時間のことをいう」

以上、7つの講演を拝聴し、このすべてについて共通していること。
人間が成功するためには、夢を明確に持ち、必ずやると決意して、さらにはどんな問題が起きても諦めずにそれを乗り越えて、つねに夢が実現する将来から現在の自分が成すべきことを知り、一歩一歩階段を上がって行くことだと感じました。

さて、1日目の夜に戻りますが、懇親会開始前の女性太鼓のアトラクションです。
この女性たちも、夢を描き、そしてその実現に向かって、血の滲む努力を重ねたのでしょう。
何度も何度も、もう辞めたいと諦めかけたこともあったのでしょう。
そういうものを乗り越えて、今このステージに立っているんだろうなあと思い、その迫力に涙が出ました。
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さらに、千人の大乾杯です!!
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懇親会のあとは、私の卒業した第16回TTコースの同窓会でした!
210名の卒業生のうち、約30名が集まりました。
今回、アイケイケイという結婚式場を展開する、金子和斗志社長の東証2部上場のお祝いも兼ねています!
全員の決意表明も発表され、遅くまで楽しい時間を過ごしました。
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新春セミナー・・・また来年も楽しみにしています。
来年は、一人でも多く参加できればいいなあと思っています。
ありがとうございました。
by tamurasyasinkan | 2012-01-21 08:35