会長通信


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社長通信第309号 2011.8.31 3:7:0の法則

皆さん、昨日は第26期の経営方針発表会へのご参加、大変お疲れ様でした!

毎年のことですが、また今年も一段と内容の進化が見られました。
えてしてこういう会は、前年にならって・・・という内容になりがちですが、やはりそれではいけません。
常に良い方向に進化をしなければならない訳です。

ですから会社は生き物なんですね。
ある所に留まってはならない。留まれば水は澱む。澱めば腐る。
マンネリ化ほど恐ろしいものはないんですね。

今年は、永年勤続表彰に加えて、改善提案や価値観研修の表彰が増えました。
また、なるべく皆さんがマイクを持って発表できる場もつくりました。
各店長さんの発表も、1年後のビジョンという観点から発表していただきました。

来年はさらに全員参加型の発表会に進化できるといいですね。

そして、一番重要なことは、すでにお分かりだと思いますが発表されたすべての事が、「絵に描いた餅」にならないようにすることです。
そのためには、すべてのことが一斉に明日9月1日からスタートするという意識を持つことが必要になります。
方針発表会が終って一安心・・・そういう気持ちもあるでしょうが、しかしその気持ちは1日だけにしておきましょうね。

そうです!明日から第26期の新しいステージが始まるのです!
頑張りましょう!

さて、午後の研修会はいかがでしたか?
2月の研修講師だった木越和夫先生のご紹介でお願いした、黒田クロ先生、凄かったですね!

私の最後のスピーチでも申し上げましたが、黒田先生は私が皆さんにお伝えしたいことを、本当に分かりやすく代弁していただいたように思います。

たった一度の人生、どのような人生にするかは、すべて自分次第ということです。
どうか、それに気づいて欲しい!ということなんですね。

これらは、TAの理論で言っていることと全く同じだと気づきました。
TAの最終目的は、「人生脚本の書き直し」なんですね。

つまり、書き直しはやろうと決心すれば「できる!」ということなんです。
そして、決心するか決心しないかは自分で決めること。他人は誰も決めてはくれませんから。

生まれ持ったこの身体、生まれ育ったあの環境、過去は変えられないんですね。
でも、自分と未来は変えられる。
そして自分が変われば、周りも変わる。

その事に、気づくか気づかないか?人の幸不幸、成功不成功、充実不充実・・・すべてはその気づきの差で決まる。

私は、この会社の皆さんの多くは、そういうことに気づいて生きている人が多いように思います。
自分の生きている理由や、目的を理解している人たちです。
だから、こんなに一生懸命、お客様のために、仲間のために頑張ることができるんだと思います。

でも、ほんの少しの皆さんは、一生懸命頑張ってはいるのに、どこか心の中に淋しさを感じ、人生の目標となるものは見えず、幸せな人生というものを諦めてしまっている・・・そういう人もいるのではないでしょうか。

私はでも、せめてこの会社で働く限り、明確な目標を持ち、悩みながらも幸福な人生を目指し、生き生きとした毎日を送る人・・・すべての人にそうなって欲しいと思っています。
それが、一言でいうと、「全従業員の幸福の実現」なのです。

さて、先生のお話の中に、3:4:3の法則というのがありました。
世の中も、会社組織も、人間の集合体はすべて必ず、この法則で成り立っているというものです。

優秀な人3、普通の人4、劣った人3。
組織が成功するか不成功になるかは、中間に位置する普通の人4を、優秀な方に同調させるか、劣った方に吸収されてしまうか、どちらかで決まるという話です。

でもこの話、本当にそうだろうかという疑問を私は持っています。
3:4:3は法則ですから、法則というのは「必ずそうなる」「変えられない」ということです。
(この法則は、2:6:2の法則という方もおります。)

でも、本当にそうなの?
例外はないの?
この法則の話は、私はずっと前から何度も聞いてきました。
しかし、この話を聞く度に疑問に思ってきたのです。

それは何かというと・・・この比率は必ずしもそうならない場合もあるのでは?ということです。
ですから例えば、3:7:0にできないのか?という疑問です。
もしそれが無理であっても、3:6:1にできないか?
いやいや・・・やはり1があってはだめです。あくまでも目指すところは3:7:0です。

私が何を言っているか分かりますか?

つまり私の理想の組織とは、優秀な人が3、優秀な人になろうと頑張る人が7。どうでもいい人は0。

何が何でも、そういう組織がつくりたいんです。
そしてそれがつくれた時に、全従業員の幸福の実現ができると思うんですね。

これは、世間で法則と呼ばれているものを打ち破ることになるんです。
私は、頑張りますよ。

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by tamurasyasinkan | 2011-08-31 15:07

社長通信第308号 2011.8.28 夢を語る会

昨夜は経営幹部6名で、「夢を語る会」を開催しました。

場所は佐野市の「いっちょう」という超繁盛している居酒屋?というか個室のファミレスといった感じの飲食店です。
今時どこの居酒屋さんも閑古鳥が鳴いているご時世ですが、この「いっちょう」さんは違うんですね。
いつ行っても満席状態なのだそうです。
土曜日の夜などは、行列になっています。なぜ?そんなに流行っているのかというと、安い、美味い、早いと三拍子揃っているからだと思います。
昨日は土曜日でしたが、1週間前に予約をしておいたので、行列の人たちを横目に、席に着くことができました。
和風の中庭をぐるりと囲むように、大小20くらいの部屋があり、なかなか上品な風情もあります。
ここはメニューが豊富で、大体のものは何でもあります。やきとり、刺身、串カツなどの酒の肴から、うどん、そば、寿司、どんぶり物、スパゲティ、ピザ、カレーなど、どんな世代のお客にも対応できるようになっているんですね。ですから、家族連れが多いです。
そして注文は、メニューに書いてある3ケタの番号を、リモコンで入力するだけです。すべてのものに番号が付いています。お酒や氷やウオーターまでにも。
番号を入力すると、数分で料理が運ばれてきます。
土曜日の予約は、コース料理を頼まなければ、取れないようになっていて、一番安い2100円のコースで注文してあったのですが、いやいや、なかなかボリュームたっぷりで食べきれない程の料理が出て来ました。
これなら流行るわけですよね。
佐野市のような小さな町では、今や新名所になっているようです。
以前、佐野店では何かの飲み会をここでやられたそうですよ。

さて、「夢を語る会」ですが、今回が初めての会となりました。
どういう目的かというと、経営幹部は、毎月1回の経営会議を行っていますが、その他にはほとんど毎日、メーリングリストによって情報交換をしています。
社長からの指示命令、各店長の報告・連絡・相談など、社内で起こる問題や提案、さまざまなことがメールでやり取りをされているわけです。
メールというのは、顔が見えない、声も聞こえない、文字だけのやりとりですから、時には伝えたいことが誤解をされてしまったりして、険悪なムードになることもあるんですね。

また私自身が、基本的には経営幹部には非常に厳しいので、めったに褒めたりはしません。
叱る時は、わざと落ち込ませるような、皮肉たっぷりの表現をしたりします。
メールですと、そういうことは、特に心が傷ついたりするんですね。
でも私は、経営幹部に対しては常に「完全性」を求めていますから、約束の期限が守れなかったり、やるべきことを後回しにしたり、率先垂範をしていなかったりすると、激怒してしまうんですね。

そんなことを、ここ数年ずっと続けてきました。

8月13日の夜に、私の携帯にある古い女性社員から電話がかかってきました。
「社長、たまには幹部を誘って飲みに行ってください。昔はよくやったじゃないですか。今の社長と幹部の間には、そういうのが不足してますよ。どうか、そういう機会をつくってください。」
と、泣きながら訴えて来たのです。

「わかったよ。ありがとう。そうするよ。」
と答えて、電話を切ったあとすぐに、「夢を語る会という飲み会をやりたいのですが。」と幹部メールで流しましたら、「賛成です!」「賛成です!」「やりましょう!」と次々と反応が返ってきたんです。

ああ、そうか。こういうことが必要だったんだ。こういうことが不足していたんだ。

思い起こせば、幹部全員で飲み会をやったのは、7年前に経営理念のビジョンを作成する時に、田沼の山奥のログハウスで、お酒を飲んで一晩中語り明かしたのが最後だったんですね。

あの時は、宇都宮店が出来る前で、新しい経営理念と価値体系を作成していた時でした。
みんな、夢を持って、希望でいっぱいだったと思います。
今の4つの経営ビジョンは、あの時、あの場所で生まれたんですよ。

6時半、みんなウキウキしながら集まりました。
副社長は、「今回は男同士で気兼ねなくやってちょうだい。」ということで参加しませんでしたが、その気遣いにも感謝です。

川堀店長は、ふだん一滴もお酒はやりませんが、どういうことでしょう、生ビールで乾杯して一気に飲み干してから、カクテルのようなお酒を何杯も飲んでいました。きっと、嬉しかったんでしょうね。

それから延々と話は尽きず、あっという間に12時を回りました。
「閉店ですので。」とスタッフの方に言われて、時計を見てびっくりです。

話の内容は秘密ですが、山あり谷ありといったところです。
普段の私に対する鬱積した不満がどんどん出てきましたね~。
でも、それらを謙虚に受け止めました。
でも、許せないものは許せない・・・そういう場面もありましたが。

完全燃焼とまでは行きませんでしたが、やって良かったです。
「2か月に1回はやりましょう。」ということで、お開きとなりました。

幹部の皆さん、ありがとう!次は本当にもっと夢を語り合いたいですね。
それから、提案してくださった〇〇さん、あなたのお蔭です。
本当にありがとう。
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by tamurasyasinkan | 2011-08-28 15:21

社長通信第307号 2011.8.27 価値観の共有

一昨日の夜の日創研経営研究会の例会セミナーは、桧山講師の「できる思考で業績アップ」というテーマで行われました。

経営資源(会社を運営するために必要とする大切な資源)とは一般的に、人・物・金・情報と言われていますが、その4つの中でも特に大切なものが、「人」です。
他のどんな資源が豊富にあったとしても、「人」の資源が不十分であれば、企業は成り立ちません。

特に昨今は、人の優劣が企業の業績に大きく左右される時代になっています。
中小企業においては、昔のようにワンマン社長のトップダウンスタイルでは、到底うまく行かない時代になったのですね。
当社が、人財の育成に毎年使っている費用は年間で約500万円を超えています。
これは従業員72名として、1人当たり6万9千円以上になります。
なぜ、そこまでして育成に力を入れるのか?
その理由は、スタッフの価値観のレベルによって、業績は決定すると考えているからです。

技術でも、商品でも、設備でも、立地でもなく、スタッフ一人一人の物の考え方、仕事観、目標意識などによって、業績は決まるのです。

なぜならば、スタッフ一人一人が、お客様から、あるいは世の中から、必要とされなければ、この会社も必要なくなるからなのです。
この会社は、人で成り立っており、その人の如何によって、世の中から必要か否かが決定されるのですね。

桧山講師がセミナーで講義された中に、「強い会社の5つの共有」というのがありました。
どんなに不況になろうと倒れない、むしろその不況をチャンスと捉えて、さらに業績を伸ばすような、そういう会社の共通点ということです。

1.価値観の共有 2.理念の共有 3.目標の共有 4.情報の共有 5.成果の共有

これら5つの項目を、全スタッフで共有している会社が良い会社であり、強い会社であるということです。

皆さんは、それぞれいかがですか?
どのくらい共有していると言えるでしょうか。

経営理念と価値体系の内容にどのくらい共感しているでしょうか?(理念の共有)
会社の目標、店舗の目標にどれだけ意識を持っているでしょうか?(目標の共有)
報告連絡相談はしっかりと行っていますか?(情報の共有)
店舗の成功や、同僚の成功について心から喜んでいますか?(成果の共有)

さて、この5つの共有の中で一番分かりにくいのが、価値観の共有ではないでしょうか?
でもこれ、1番先にありますから、1番重要なことなんですね。
価値観・・・・ってとても抽象的な言葉なのですが、これを具体的にして行きましょう。

会社の価値観は、まずは社長がイメージしている理想のスタッフ像ということになります。
そしてそれに共感するスタッフたちが、さらにその価値観を、増幅、定着、啓蒙していくことで、揺るぎのない会社の文化・・・・企業文化、あるいは社風へと醸成されていくものなんですね。

では、具体的にはどんな状態なのでしょうか。

明るい笑顔、元気なあいさつ、謙虚で素直な心、自己を成長させようという心、世の中の役に立つという心、喜びを共に分かち合える心、常に何かにチャレンジする姿、努力を惜しまない姿、チームワークを大切にする心、助け合い支えあえる心、自己を啓発し頑張れる姿、両親家族を大切にする心、互いに尊敬し合える心、誰とも分け隔てなく仲良くする心、仕事の目的は自己の成長であると確信できること・・・・

ちょっと考えただけでも、これだけたくさんの言葉が出てきました。

皆さん、何か気づきませんか?

職場の教養や、13の徳目朝礼や、ありがとうカードや、ありがとう作文や、朝礼コンテストや、理念と経営社内勉強会や、木鶏クラブや、30分前出勤と掃除や、湯ノ口先生の研修や、木越先生の研修や、価値観研修や、コーチング研修や・・・・・。

それらはすべて、直接的には売上にならないことなんですね。
売上にならないことを、膨大な時間とお金をかけて徹底的にやっているんですね。

つまり、それらはすべて、この会社、「田村写真館の価値観」につながっていることなんです。

そしてまだまだ、この価値観が全スタッフに100%共有できているか?と問われたら・・・
全くそこまではできていませんよね。
ですから、私の夢、ビジョンは、100%共有された会社になることなんです。
売上がいくらとか、社員が何人とか、そんなことでは無いんですよ。

全従業員が、その幸福な価値観、人間としてあるべき理想の姿、それになることなんですね。

私自身が、まだまだ、全くだめな所もあります。
だからこれは、自分との闘いでもあります。

皆さん、一緒に頑張りましょうね!
by tamurasyasinkan | 2011-08-27 13:27

社長通信第306号 2011.8.26 詩人 坂村真民先生

皆さん、涼しげな写真をお送りします!グリーンカーテンの朝顔が満開になりました!
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朝顔って、1日しか咲かないって知ってました?
私も生まれて初めて育ててみて知ったのですが、一度咲いたら翌日にはしぼんでしまい、枯れていくんですね。何だか、はかない命ですね。
それでも、これだけたくさんの花が一度に咲いて、明日はまた別のたくさんの花が咲くんですよ。
そういう点からいうと、生命力旺盛なんだとも言えますが。
この品種は秋まで咲き続けるそうですが、1本の苗で何百という花を咲かせるんでしょうね。

坂村真民(さかむらしんみん)という詩人をご存知ですか?
仏教詩人と言われた素晴らしい方で、近代の多くの知識人に影響を与えた方です。
私も本を何冊か持っていますが、相田みつおさんのように誰でも知っているというような人ではありません。
しかし、もっともっと奥が深い詩を書く方です。
「念ずれば花ひらく」という言葉を広め伝えて、5年前に97歳で亡くなりました。
この朝顔を見ていて真民先生の詩を、思い出しました。
真民先生の詩には、花が出てくるのがすごく多いんですね。
花を人間の一生に例えたような詩が多いんです。


「無心」

一せいに咲き 一せいに散る

白木蓮の花

咲くも無心 散るも無心



「一本の道を」

木や草と人間と どこが違うのだろうか

みんな同じなのだ

いっしょうけんめいに 生きようとしているのをみると

ときには彼等が 人間よりも偉いとさえ思われる

かれらはときがくれば 花を咲かせ 実をみのらせ

じぶんを完成させる

それにくらべて人間は 何一つしないで終わるものもいる

木に学べ 草に習えと わたしはじぶんに言いきかせ

今日も一本の道を歩いて行く


「一字一輪」

字は一字でいい

一字にこもる 力を知れ

花は一輪でいい

一輪にこもる 命を知れ



「つゆくさのつゆが光るとき」

つゆくさのつゆが曼荼羅(まんだら)のように

朝日に光るとき

生きていることの喜びを しみじみと感じる

日が昇るにつれて 光の角度がちがい

つゆは少女の目のように 清くキラキラと輝く

そういうひとときを 一生知らずに終わる人もあろう

可憐な紫色のつゆくさの花が光る

大地の愛を身に付けてゆこう



「何かをしよう」

何かをしよう みんなの人のためになる 何かをしよう

何かをしよう よく考えたら自分の体に合った 何かがある筈だ

弱い人には弱い人なりに 老いた人には老いた人なりに

何かがある筈だ

生かされて生きている御恩返しに

小さいことでもいい 自分にできるものをさがして

何かをしよう

一年草でも あんなに美しい花をつけて

終わってゆくではないか



いかがでしたか?

ちょっと考えさせられますね。

こういうことって、真剣に生きている人ほど、感じるものがあるんじゃないかって思います。

自分は、まだまだです。明日からまた頑張ります。
by tamurasyasinkan | 2011-08-26 17:27

社長通信第305号 2011.8.24 関写協千葉大会

先程帰りましたが、本当に疲れた~!2日間でした。

関東写真館協会の年に一度の総会に出席のために千葉県一宮に行ってきました。
一宮と言うのは、九十九里浜の南端にある町です。
自宅から190キロ、混んでいても3時間あれば十分と思い、総会開始の10時30分から逆算して、昨日の朝7時30分に出発しました。

ところが!

東北道の浦和料金所を抜けて、少し走ったところで、もうすでに渋滞です。
それから延々と葛西JCTまで、平均時速20Kmほどの渋滞で、葛西の手前5キロくらいは、ほとんど動かない状態で、これは東京ディズニーランドへ向かう車が葛西ICから数珠つなぎになっていたのです。
結局、この首都高を通過するのに2時間かかりました!

へとへとになって辿り着いた一宮のシーサイドオオツカというリゾートホテルまでの所要時間は4時間。
11時30分に着いたのですが、総会は終わっており、皆さんに謝ることに。

読みが甘かったです・・・。

気を取り直して、12時からの大会に出席しました。
参加者は1都6県で200名強です。
大会のテーマは、「今、写真館だから出来ること」。
千葉県はあまり話題にはなっていませんが、震災の被害も結構大きかったのです。
今大会は、やはり大震災に直面して、我々の出来ることは何か?ということがテーマになっていました。

写真コンテストの表彰式では、外販の松尾lさんと永島健さんの入選の表彰を代役で受け取りました。

基調講演は、2010年の富士コンで金賞に輝いた三重県名張市の川地清広氏65歳でした。
川地さんは、「フィルムの良さを伝える会」の代表をしており、そのことは私も知っておりました。
ただ、全く誤解をしていたことが、講演を聴いてよく分かりました。

どういうことかと言うと、川地さんは、デジタル写真撮影も日本で一番早く手掛けた人なんだそうです。
しかしながら、どうしても銀塩フィルムでの表現力とデジタルの違いが妥協できず、今でもスタジオポートレートは4×5や8×10のフィルムを使っているそうです。
デジタルは、野外のロケーションや、卒業アルバム用の個人写真でしか使っていないそうです。
私は、この人は、フィルム撮影にこだわる頑固親父というくらいにしか思っていなかったのですが、ちゃんとデジタルも徹底的に研究した上で、銀塩フィルムへのこだわりを持っているということが分かり、安易に時代錯誤の頑固親父と決めつけていたことが、恥ずかしくなりました。

パンフレットにあった、川地先生のメッセージです。
フォトグラファーの皆さんは、ぜひよく読んでください。

「私たちは写真を職業として、そしてまたプロとして最高の仕事をしなくてはなりません。
最近、デジタルカメラの急速な発展・進歩により、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんまでもが写せて、パソコンで写真集が簡単にできる時代に。
また子供写真館等々で経験の浅いカメラマンでもプロカメラマンと詠っている人たちと同じでは・・・・・。
本来、写真館の本質である「品格」のある写真(商品)創りだと思います。」

講義の後半は、デジタルカメラに最適のスタジオライティングというものを紹介してくれました。
川地先生の講義風景です。
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そして、これは今朝行われた撮影実技風景です。
ソフトボックスを被写体の頭10Cmほどの真上に置き、サイドからキーライト(キミーラ)を当てただけの簡単ライティングです。
これで、白い服や黒い服のディティールも銀塩並に表現できるということです。
まったくコマーシャルの物撮りのライティングのようですが、頭の上のライトは写真に写りこみ、それを画像処理で消して仕上げるのだそうです。ライティングはこんな感じです。
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いずれにしても、ちょっとテストをしてみる価値があると思いました。

夜は懇親会でお笑い芸人が登場しました。
アゴ勇というタレントですが・・・皆さん、知っていますか?
二次会では私服に着替えたアゴさんとツーショット!!楽しかったです!!
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という訳で、今日は大会が終了してから、帰路につきました。
途中、再び首都高が大渋滞という表示が出ており、道を変えて、東関道を成田方面に走り、圏央道から常磐道へと遠回りのルートで走りましたが、宇都宮に着くまでにやはり4時間以上かかりました。

トホホ・・・・です。

宇都宮のアピアで午後4時からの経営研究会の総会に出席し、その後日創研の桧山講師の2時間半のセミナーを受講し、さらに東北道を走り、無事家に着きました。
2日間で、500キロ走りましたが、本当にきつかったです。
電車で行けば良かった~・・・・・しかし後の祭りですね。

今夜はゆっくり休みます。おやすみなさい。
by tamurasyasinkan | 2011-08-24 22:54

社長通信第304号 2011.8.21 うまい話には乗るな

昨日の甲子園の決勝戦、残念ながら光星学院は大差で敗れ、東北勢の初優勝はなりませんでした。
私の思い描いた筋書き通りには行かなかったわけですが、仕方ないですね。
でもその後、知ったのですが、出場していた光星学院の選手たちは、ほとんどが大阪や沖縄などの出身者だそうで、いわゆる野球留学というやつですが、地元出身の選手は一人もいなかったとか。
ちょっと、騙されてしまったような淋しい感覚になったのは私だけでしょうかね。

さて、金(ゴールド)の相場が高騰を続けています。
1年前には1グラム3400円前後だったのが、今年の7月には4200円台に、そしてここ数日で4600円を超える高値を付けています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以下、読売新聞の記事です。

 欧米経済の先行き不透明感から安全資産とされる金に投資が集まる中、国内でも買い取り価格が高騰し、買い取り店に客が殺到している。
 一般家庭で使わなくなった指輪などを売り急ぐ動きが広がっているためだ。19日のニューヨーク市場の金先物相場は一時、1トロイ・オンス(約31グラム)=1881・40ドルと最高値を更新した。
 田中貴金属ジュエリーの運営する「ギンザタナカ銀座本店」(東京・銀座)では8月に入って連日、開店前から100人を超える客が並ぶ。同店は「これほど行列が続くのは初めて」と驚く。田中貴金属工業によると、金買い取り価格は19日は1グラム=4674円と、8月1日の4187円から約10%上がった。
 金・プラチナの買い取り専門店「ゴールドプラザ銀座本店」(同)でも早朝から行列ができ、整理券を配るほど盛況だ。指輪など数点を売りに来た都内の60歳代女性は「金が高いと聞いて、使わないものを持って来たが、20万円以上で売れるとは」と喜んでいた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

つまり簡単に言えば、1年前に100グラムの金を34万円で買った人が、今その金を売るとしたら46万円で売れることになり、1年間で12万円の利益を出すことができるということです。

「皆さん、お金に余裕のある方は、今日あたり買うと、1か月後には1グラム5000円以上で売れるかも知れませんよ。そうです。今がチャンスです。」

なんて、甘い言葉には絶対に惑わされないでくださいね。
勿論、その可能性が無いとも言えませんし、あるいはもっと高く売れるかも知れません。
しかし、当然ながら3000円台まで下がってしまうリスクも背負うわけですから。

つまりこういうことでお金を儲けることは、博打(ばくち)とおなじなんですね。
得をする時もあれば損をすることもあるということなんです。
ですから、たまたまこれが当たって、大儲けをしたりすると、当然ながら多くの人は、その味を占めてしまい、再び博打を繰り返すようになるわけです。
そして、今度は大損したりすると、それを取り返してやろうという気持ちになり、だんだんと泥沼の深みにはまって行き、気が付いて見たら、有り金全部無くなっていたなんて話はざらにあるんですね。

そういう人を過去にたくさん見てきましたし、夜逃げをした会社の経営者も数人知っています。
そうなったら、もう立ち直れないですよね。

じゃあ、お前はどうなんだ?って聞かれたら、それも耳が痛いことになるのですが。
私にも一度だけ、その道に入りかけたことがあります。
バブル景気が絶頂の時で、平均株価は3万円を超えて、地価はどんどん上昇し、その当時は株をやると誰でも儲かったんですね。
そして私も、儲かった人の顔を指をくわえて見ているのが我慢ならず、とうとう株に手を出しました。
今から23年前の話です。
しかし、運のいい事に?私が株を始めたら途端にバブルがはじけて、株価は大暴落。
当然、大きな損害を出しました。
でもその大損をした経験が今では薬となっていますから、結果的には良かったと思っています。
あくまでも個人のお金ですから、会社の資金に手を出さなくて本当に良かったと思います。

18年前に日創研と知り合ってから、経営者としての勉強に取り組むようになりました。

そして日創研宇都宮経営研究会が発足し、現在までその会の中心メンバーとして頑張ってきました。

日創研経営研究会は全国組織ですが、この会の基本的な考え方に以下のようなことがあります。

(会員の3つの誓い)

1.私たちは汗を流すことを忘れません。投機的なことは一切手をつ けず、健全な経営を心がけます。

2.私たちは、社員さんを単なる雇い人として考えるのではなく、経営 のより良きパートナーとして、人材の育成に全力で努めます。

3.私たちは、正しい納税を通して、社会に貢献します

上記の1番にある「投機的なことには一切手をつけず」というのが、それです。

分かりやすく言えば、「楽して儲けることはしない」「うまい話には必ず落とし穴がある」という事なんですね。

私のところには、ほとんど毎日のように、投機関連の勧誘の電話が掛かってきます。
本当に煩わしいのですね、これは。
以前の私はそういう電話には、「うるさい!掛けてくるな!」ガチャリ!!
という感じでしたが、去年からは変わりましたよ。
今では、「せっかくお電話をいただきましたが、誠に残念ですが私は投機的なことには全く興味がありません。ずっとお電話を掛けつづけるのも大変なお仕事ですね。頑張ってください。」
と丁寧に言うようにしています。
すると大概は、「はい。分かりました。失礼いたします。」と引き下がりますね。

なぜそうなったかと言うと、それは昨年皆さんが、成人振袖の電話掛けを一生懸命やっている姿を見たからです。
断られても、断られても、泣きたい気持ちを堪えて電話をしている姿を見て、私のところに勧誘の電話を掛けてくる方も同じなんだろうなあと思ったからなんですね。

さて、金の相場が急上昇しています。
アメリカ経済の先行き不透明感から、株式相場から安定した金の相場に資金が流れているからなんですね。
さらにその影響で、益々円相場は上昇し、輸出で経済を賄う日本企業は、大きな不安を抱えています。
国内の消費は今後、益々低迷するという不安な予測もできるわけですね。
そうなると、私たちの会社の商品は、日用の必需品ではないですから、真っ先に財布の紐が固くなるという予測もできてくるわけです。

そういうことを予測するためには、金や円などの相場や、株式市場の状況などは皆さんもちゃんと敏感でいる必要があるんですよ。

「うまい話には乗るな」・・・くれぐれも注意しましょうね。

それにしても、お盆の時に、朝の開店前にパチンコ屋さんの入口に100人くらいのお客さんが行列になっていたのには、驚きました。皆さん勝てばいいけどなあって思いましたが・・・。
これも、うまい話の一つなんですね・・・でもパチンコくらいなら、まっいっか。
by tamurasyasinkan | 2011-08-21 09:02

社長通信第303号 2011.8.18 東北に深紅の優勝旗を

一昨日の友人のお葬式では、午前中から参列し、火葬場、精進落としと続いて、帰宅したのは6時半頃でしたが、ぐったりしてしまいました。
ひょっとしたら、熱中症?と大事を取って早く寝て、睡眠も10時間ほど取りましたが、朝起きても、全く食欲がなく、さらには胃のあたりがずっと気持ち悪くて、ちょっと横になったりしていましたが、
11時ごろ渡辺夏子さんと直井さんが遊びに来て、話をしていましたら、やっと元気が戻ってきました。
タイミングの良いお二人に感謝です。
糖尿病は、熱中症になりやすいということですので、気を付けなければいけませんね。

さて毎日、甲子園での熱戦が続いていますが、今年の甲子園はいつもと雰囲気が違うなと感じます。
打者のヘルメットには、全員が「がんばろう日本」のシールが貼り付けてあります。

開会式に金沢高校の主将の宣誓にもあったように、この大会のテーマは、東北の被災者への応援のエールを送るということにあるようです。
現場を離れた今年の夏は、私も自宅のテレビで観戦することが多くなりました。
昨年までは、大会を通してせいぜい5試合くらいしか観ることができませんでしたが、今年は半分くらいの試合を観ることができて、皆さんには申し訳ないのですが、正直、幸せです。

そして気のせいかも知れませんが、今年の大会は、1点を争う好ゲームや、終盤の大逆転ゲームが多いように感じます。
随所に、選手の気迫のこもったプレイが見られて、その度に、双方に拍手を送る自分の姿があります。

さらにスタンドの白熱の応援が泥まみれで頑張る選手と一体化し、甲子園球場が生き物のように感じる、こういった情景が私は大好きです。

今年は特に東日本のチームが優勢です。
東北6県のチームも、皆、力いっぱい粘りの野球を見せてくれています。

今日の準々決勝の第一試合では、我が栃木県の代表、作新学院が接戦を制して、ベスト4に進出しました。これは何と49年ぶりのことだそうです。
怪物と言われた江川投手がいた時にも優勝できなかったのですが、作新が春夏連続優勝をした時に、私はまだ小学校6年生だったと思いますが、よく覚えています。
春の選抜で優勝した投手は八木沢選手。その八木沢投手は夏の甲子園の直前で赤痢になり、予選でも投げなかった加藤投手がその代役を務めて、皆、優勝は無理だと思っていたのですが、なんと素晴らしいピッチングで優勝してしまったのです。
この加藤投手は、その後中日ドラゴンズの投手となりましたが、交通事故で亡くなります。

作新というと、その当時のことが、いまだに私の頭に映像として蘇って来ます。

さて、東北地方の青森県の代表校である光星学院高校が頑張っています。
光星学院は、八戸市の学校で、まさに被災地からの出場です。
震災後、この野球部のナインは、津波で土砂に埋まった地元の幼稚園にボランティアに行き、土砂の排除活動を行ったそうです。
今回の甲子園出場では、お礼としてその幼稚園の園児たちが折った千羽鶴が、滞在する宿舎に届けられたそうです。
攻守ともにまとまった好チームで、昨日は優勝候補の東洋大姫路を破って準決勝に進みました。

そしていよいよ明日は、我が郷土代表の作新学院と、この青森の光星学院とが、決勝戦進出をかけて激突します。

さて、どうしようか?

どちらを応援しようか?

困った!

別に私がどちらを応援しようと、世の中にとっては何の影響もあるわけではないのですが。
しかし、私としては、こういうのは明確にしておかないと気が済まないんですね。

そしてよく考えた結果・・・

やはり、今年は東北に光を当てるべき年!!
何と言っても、甲子園から東北にエールを送る年!!
だから、だから、ここは・・・光星学院に勝ってもらいたい・・・。

そうなりますよね~。そして何とか優勝して、東北地方に初めての深紅の優勝旗を持ち帰って欲しい!

やはり決勝ともなれば、全国のほとんどの高校野球ファンは、そう思うのではないでしょうか?

これが実現したら、本当に球史に残る劇的なドラマになるでしょう。
さらに、東北の人たちにとって、私たちには想像もできないくらいの勇気をもたらす事になるのではないでしょうか。
だから明日は、是非とも光星学院に勝利してもらいたいです。

当社にも作新学院の卒業生がたくさんいらっしゃると思います。
その皆さんには、ごめんなさいね。
でも、私は青森の光星学院を応援しますね。

頑張れ光星!そして東北に初の深紅の優勝旗を!!
by tamurasyasinkan | 2011-08-18 11:58

社長通信第302号 2011.8.15 ある親友の死

今夜は私の友人である、稲毛博実氏のお通夜があり、先程帰宅しました。

稲毛氏は私の一つ上の先輩です。
私が地元で親しくしている友人は、どういうわけか私より1学年上の先輩ばかりなのです。
稲毛さんは、千葉大医学部、筑波大医学部へと進み、父親の稲毛医院を継いだ内科医です。
12日の夜、くも膜下出血で倒れましたが、その日の午前中までは、診察をしていたそうです。
連絡を受けた13日に、自宅に伺い、もう何も言わなくなった稲毛先輩と対面しました。

私は栃木県立佐野高等学校で学びましたが、部活はブラスバンド部に所属していました。
大学が終って実家に帰った時に、このブラスバンド部の先輩に誘われて、佐野吹奏楽団という市民バンドに入りました。そこにいたのが、数名のブラスバンド部の先輩たちであり、稲毛さんもその一人でした。

吹奏楽団は、10年程で退団しましたが、その後もその先輩たちと、さらに先輩たちの同級生数名と飲み仲間となり、30年来、親交を深めてきました。
何かあると、さっと集まるそういう仲間です。

全部で11名いたグループは、年1回必ず1泊で旅行に行き、夜はどんちゃん騒ぎをしていました。
11名のうち私だけが学年が一つ下で、私だけが皆さんの名前を呼ぶ時には、さん付けです。

稲毛さんは内科医ですので、当然のように私のかかりつけのお医者さんとして、ずっとお世話になっていました。心臓の病気で入院するまではですが。

稲毛さんは、医師としての使命感が非常に強い人で、どんなに夜中であろうと、居酒屋で酒を飲んでいようと、患者さんから連絡があれば、すぐにタクシーで飛んでいくような人でした。
ですが、私たち友人に対しては、「人間はあまり長生きなんて考えずに、好きなことをやって死ねるのが一番幸せなんだよ。」って口癖のように言う人でした。
また、普通のお医者さんとは違って、「体に悪いものは気持ちがいいんだよ。だから体に悪いことをどんどんしたほうが、幸せなんだよ。」と、ちょっととんでもないことを言う人でした。

もう10年前くらいだったと思いますが、胃の調子が悪くて、稲毛さんに診てもらった時のことです。
「じゃあ、胃カメラをやろう。」ということになりました。
「大丈夫、癌じゃないよ。良かったな田村。」と言ってから、「田村、今日だけは酒は飲むなよ。」と言ったのですが、その日の夜、電話がかかってきて、「田村か、今ちょっと飲んでるんだけど来ないか?」と言うんですね。
「だって、今日は飲むなっていったじゃないですか~。」と答えたら、
「う~ん、ちょっとなら大丈夫なんだよ。だから来いよ。」というようなことがありました。

糖尿病で、4年前に脳梗塞で倒れて、右半身が少し不自由になってからも、一緒に旅行に行き、酒を飲んでタバコを吸って、カラオケを唄う、そんな人でした。

私は心臓の手術をしてからは、大きな病院に診てもらうことになったので、稲毛医院には足を運ばなくなっていました。
でも結構、稲毛さんの人生論?健康論?にはきっと影響を受けていると思います。

昨夜のことですが、自宅でいつものように焼酎を飲んでいると、ふと稲毛さんの声が聞こえてきたような気がしました。
「田村、やっぱり死んじゃったらお終いだよ。だからおまえ、やっぱり体に気を付けた方がいいと思うよ。俺が一番先に死んじゃったから、体験者として言っておくけど、ちょっと早すぎたよ。おまえ、酒もタバコも、やっぱり控えた方がいいぞ。」
そんな声が、私の頭の中に駆け巡っていたんですね。
ひょっとしたら、本当に稲毛さんが言ってくれていたのかも知れませんね。

62歳。とても早い死であり、惜しい死でもあります。

明日はまた残された10人の友人たちで、葬儀と焼場までお見送りをする予定です。

さようなら、稲毛先輩。お世話になりました。
by tamurasyasinkan | 2011-08-15 22:20

社長通信第301号 2011.8.14 クレームは宝の山です

マイプロを始めてどのくらいになるでしょうか。
2009年の春くらいからやっていると思いますので、もう丸2年以上は経過していると思います。

マイプロのアンケートをいただく中で、特にわざわざコメントまで送って下さるお客様には、心から感謝申し上げたいですね。
また、お客様から毎日のようにたくさんのありがたいお言葉をいただき、そのお客様を担当したスタッフの皆さんには大きな励みになっていることと思います。

商品に添付してお渡ししているハガキのアンケートの回収率は、1%くらい。
つまり100件に1件の方しか答えていただいておりません。
しかし、このマイプロに関しては、実に60%以上の回答率なんですね。
これは凄いことです。
携帯のメールが、いかに生活に密着しているかということが立証できますね。
しかし、私の場合・・・携帯からのメールは苦手なので、いつも「はい」くらいしか返信できないのですが(笑)。

さて、このマイプロのアンケートですが、皆さんは十分に活用していますか?
各店の担当者がいろいろなデータを集積しているとは思いますが、しかし、せっかくのこの「生のデータ」が私にはあまり生かされていないように感じています。

マイプロのコメントには、お褒めの言葉が多いのですが、しかし結構シビアなご指摘もありますよね。
そういうクレームのような内容のコメントに対して、迅速な対応は各店で完璧に行っていると思います。
それは当たり前のことであり、対応は誠実で早ければ早いほどいいのです。

しかし、ここで一つの問題提議を致します。

クレーム発生時に行うことは、そのお客様への迅速な対応は最優先ですが、その対応が終わった段階で、クレーム処理は完了したかのような雰囲気がないでしょうか?

お客様に、お届けをしたり、お詫びの品を差し上げたり、再撮影をお勧めしたり、そのような対応をすることでこの問題が解決したように思われがちではないでしょうか?

もしそうだとしたら、一番可哀想なのはお客様ですね。

皆さん、クレームを送っていただくお客様はどんな思いで送っているでしょうか?

以下に例を挙げますが、今日のある店舗に送られたマイプロのコメントです。

「若手のヘアーメイクさんの対応が凄く悪かったです。母も同じ様に感じたそうです。 他には全く問題ないのに、残念です。」

このコメントを送っていただいたお客様は、ひょっとしたら、送ろうか送るまいか迷った挙句に、「でも、教えてあげた方がいい」という決断をして、勇気を出して送っていただいたんですね。
マイプロを送るには、匿名では送れません。
どのお客様が送ったかは分かってしまうのです。
皆さんだったら、どうですか?それって、とても勇気がいることだと思いませんか?

さて、話を元に戻しますが、クレームの対応と言うのは、お客様への対応が完了しても、まだ「半分」しか終わっていないということです。

ここが凄く大事なんですね。

つまり、このお客様にどんな豪華なサービス品をお詫びとして差し上げたところで、問題は何も解決していないということです。
このお客様は、当社に対して「もっと頑張ってほしい」という思いをこめてご指摘をしてくれたんですね。

だから、そのご指摘に対して、全力でお応えすることが、何が何でもやらねばならぬことなのです。

では、何をするのか?ということですが、
それは「事実の究明と責任の所在の明確化と即改善」です。

これをしっかりと行わなければ、勇気を出してコメントを送っていただいたお客様に対して責任を果たしたことにはならないのです。
ここが、凄く大事なところです。

先日、ある店舗の終礼に参加した時に、
本日のトラブルクレームはありませんか?というリーダーの質問に対して、
「仕上げの間違いのためお客様からクレームがありました」
という発表がありました。
そこで、その店の店長は何も言わないわけですね。
すかさず私は、「ちょっと待ってください。そういう事はこの場でまず、責任の所在は誰にあるのか明確にするべきでしょう。」と、アドバイスをしました。

昨日のブログのテーマであるTAで言うならば、
CP(批判的親の自我状態)で、責任の所在を明確にし、A(理性、分析)でその問題はなぜ起こったのか?を冷静に指摘し、その問題の当事者はAC(謙虚な心)で自分の犯したことを反省する。
というやりとりが必要なわけです。

そしてここで大事なことは、当事者も含めて全員が冷静にその事実を受け止めるということなのです。
絶対に感情的になって人格を否定したりしてはいけません。
事実を理性的に受け止めることが重要です。
私はこういうことができるのが、強い集団の条件だと思っています。

この時に、当事者を責めるようで可哀想というような余計なNP(母親的やさしさ)があると、責任の所在は曖昧になり、一見うまく行ったように見えても、逆に当事者の心の中はスッキリしないモヤモヤが残ってしまうんですね。こういうことが、日常の中でよく起こっていないでしょうか?
特にこういうことは、優しさだけがとりえの上司に多いんですね。
これでは、何も改善もされないという傾向になってしまうわけで、周囲の人も「間違ってもあれで済むのか」という甘い考え方になりがちだと思います。

ですから、マイプロを初めとするお客様からのクレームは、お客様への対応が半分。そしてそれが二度と起こらないようにするという改善が半分。
両方ができて初めてクレーム処理が完了したということになるのですね。

さらに、クレームは起こした当事者の成長につながることなんです。

だから、クレームは適切な処置のプロセスを踏めば、様々な改善や成長につながって行くので、
「宝の山」と言われるのですね。

皆さん、互いを信頼しあい、より真剣で素晴らしい組織を目指して行きましょう!
by tamurasyasinkan | 2011-08-14 20:37

社長通信第300号 2011.8.12 ストロークは心の食べ物

皆さん、ストロークという言葉をご存知ですか?

3年前に当時の全従業員で、日創研の東京センターに行って、TA研修を受けましたね。
それに参加された方は全員、ストロークについて勉強しています。

またその後も、私が担当する新入社員研修に参加された方も、TAの勉強会をしていますので、何となく覚えている方もいるでしょう。

STROKE(ストローク)という言葉を英和辞典で調べてみると、たくさんの意味があります。
①脳卒中②水泳のひとかき③一撃④ペンなどの一筆・・・これらは名詞の活用です。
そして動詞では、①なでる、さする②優しくするとあります。
今日ここで取り上げたストロークは、これらの意味の最後にある、「優しくする」が一番近いと思います。

TAとは交流分析という心理学の手法で、主に精神病の治療のために開発された理論です。
ですが今では、米軍兵士の教育や、マクドナルドの社員育成など、組織の活性化にも大いに活用されているという、大脳生理学の研究によって生まれた画期的な人間成長のためのツールと言っていいでしょう。

このTAの理論の中で、一番重要な意味のある部分が、このストロークというものなのです。

では、もう一度ストロークについて復習してみましょう。

まず、「ストロークとは心の食べ物である」ということです。
人間は食べ物がなくなると死に至りますね。
それと同じように、心の食べ物がなくなっても死に至るんです。

ストロークとは一言で定義すると、「自己および他者の存在を認める働きかけ」とあります。

つまり自分で自分を認めること。そして他人から自分を認めてもらうこと。
この、認めるという働きかけのことをストロークと言うんですね。
そして、人間はこのストロークと言うものが欠乏すると、必ず何らかの問題が起こるんです。

一番身近な例を挙げると、朝出社した時に、「おはよう!」と声を掛けられることはストロークをもらったことになります。さらに、笑顔で元気よく声を掛けられたら、すごく大きなストロークをもらったことになりますね。

そして、その挨拶に対して自分も負けずに笑顔で明るく「おはよう!」と答えられたなら、その相手にとってはとても気持ちよく、大きなストロークを返してもらったことになります。

何気ない日常のことですが、特別なことではなくこの日常の中にこそ、ストロークは存在するんですね。

もしあなたが元気な笑顔で、「おはよう!」と声を掛けたのに、その相手が目も合わせずに下を向いて、しかも聞こえないような暗い声で「おはよう」と言ったとしたら、何を感じるでしょうか?
さっきまで元気だったあなたの心は、その一言で一瞬にして暗くなり憂鬱な心に変化してしまうかも知れません。

これらのことは、実は人間にとって健全な社会を培う上で大変重要なことなんですね。

生まれてから成長していく過程においても、両親や周囲の人から、このようなストロークをたくさんもらえる人と、あまりもらえない人と、人の生育環境は様々なんですね。

さて、ストロークにも肯定的なストロークと、否定的なストロークがあります。

ストロークは自分または他者を認める働きかけということですから、
優しくされたり、励まされたり、応援されたり、親であれば抱っこしてくれたり、そういうことはすべて肯定的なストロークなんですね。
それとは逆に、叱られたり、頭を叩かれたりすることも、認めてはもらえているのですが、感情としてはマイナスなものになりますから、否定的なストロークとなります。

でもこれは、認められているからまだいいのですよ。
もっとひどい状況になると、声を掛けても答えてくれない・・・つまり「無視される」という状況になります。
この無視されるということが、人間にとっては一番つらいことなんですね。
これをTAでは「ディスカウント」と言います。

ストロークがあまりもらえずに、ディスカウントされてばかりの状況になると、人間は必ず問題行動を起こして、それがエスカレートすると、自殺や殺人に至るのです。

さて大体、ストロークとはどんなものかお分かりになりましたか?

つまり、ストロークとは、あればあるほどいいんですね。
多すぎるということは無いんです。
ストロークが満ち溢れているということは、人間社会にとって最高の状態なんですね。

でもストロークって、もらえれば嬉しい、与えたら幸せ・・・ということは分かっているのに・・・・
だったらみんなそんな風にやればいいのにって思うんですが、でもそこが、とても難しいことなんですね。

TAには、ストローク経済の5つの法則と言うのがあるんです。
これは、人間として打ち破らなければならない法則なのです。

1.与えるべきストロークが手元にあっても与えない
2.欲しいストロークがあっても素直に要求しない
3.欲しいストロークをもらっても素直に受け取らない
4.欲しくないストロークがきても拒否しない、できない
5.自分自身にストロークを与えない

いかがでしょうか?
皆さん、心当たりはないですか?
実は私の場合は、1の与えるべきストロークがあっても与えないというのが、一番の打ち破らなければならないものになっているんです。

具体的に言うと、「頑張っているから声を掛けようかな」と思っても、ついつい、「いや、もっともっと頑張るまで声は掛けないでおこう。」と言う事が、とてもよくあります。

そういう風に、皆さん自分自身を振り返って見てください。
結構、心当たりがあることもあるんじゃないかと思います。
そして、それに気づいたら、改善する努力をする必要があるんですね。

自分も、これからはもっともっと、皆さんに意識的にストロークを与えられるような経営者になりたいと、これを書きながら思いました。

頑張りますね。
by tamurasyasinkan | 2011-08-12 21:50