会長通信


by tamurasyasinkan

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

以前の記事

2014年 09月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月

リンク

検索

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧

社長通信第99号 2010.8.2 社内のコミュニケーション

今月の13の徳目カレンダー朝礼のテーマは、
「社内のコミュニケーションを良くしよう!」ですね。

communicationとは辞書によると、
「社会生活を営む人間の間に行われる知覚・感情・思考の伝達。」とあります。

関連する言葉では、community(地域社会)、community college(地域専門性の高い短期大学)
community center(地域社会における集会所)、community bus(自治体が運営する地域内のバス)など人間の集合体に関する言葉が多いようです。

またこれは余談ですが、communism(共産主義)、communist(共産主義者)とありますが、これは同じ思想を共有するというところから来ているのでしょうか。

一般的に世間では、コミュニケーションというと、「仲良くする」というイメージが強いように思います。仲の良い人と食事に行ったり、気の合う仲間と居酒屋で騒いだりすることで、
人間間の親睦をより深めることが、コミュニケーションを図るというように誤解されている人も少なくないのではないでしょうか。

確かに居酒屋で会話をすることもコミュニケーションのひとつかも知れませんが、
社内でのコミュニケーションと言えば、仕事がよりうまく行くように、
正確で迅速な伝達をすることになります。

社内での人間関係が「仲良し」なのに越したことはないのですが、しかし
仲良しであるがゆえに、時と場合によっては、正確な伝達ができない時もあります。
「こんなこと、いちいち伝えなくても分かっていると思った。」
ということは、よくあることですよね。
また、仲良しであるがゆえに、「こんなことを伝えたら嫌われる。」ということもあるでしょう。

しかしそれらは、こと仕事においては、絶対にあってはならないことです。


さて、社内でのコミュニケーションツールにはどんなものがあるでしょうか?

天使の森の3店舗では、インカムという非常に便利なものを使っています。
これはわが社ではコミュニケーションツールの最強選手ですね。
ですから、インカムは明確でハッキリとした声で伝えなければ意味がないのですね。

毎日各店から発信される業務日報も大切なツールです。
これは「正確性」が要求されますね。
毎日の記入担当者は各種の数字の部分に十分な意識を持っているでしょうか。
正確な情報を共有をすることが大事ですね。

さらに、毎日全員が店長に提出する本日の業務報告書ですが、
これは店長と部下の意思疎通を図るための大切なツールです。
店長にとっては、問題を早期に発見可能なツールであり、
また部下にとっては、面と向かって言いにくいことも相談として聞いてもらえる
唯一のツールとなっています。

毎日行われる朝礼も情報伝達はもちろんですが、今日も1日頑張ろうという
チームの志気を共有するツールですね。

その他にも、コミュニケーションツールには、さまざまなものがありますね。

ありがとうカード、掲示板、社内報、ブログ、社内勉強会、誕生日セレモニー、個人面談、
営業会議、戦略会議、店長会議、経営会議、部門ミーティング、etc

これらは、それぞれがそれぞれの意味目的を持っているものであり、
私たちはこれらを駆使することによって、
コミュニケーションスキルを培っているのです。
(スキルとは、経験体験により培われる能力)

さて、このように考えていくと、仕事を行う上では、
その土台として、コミュニケーションがなくてはならないものに
なっていることに、気づきます。

先に挙げた、たくさんのツールの中で
一つでも欠けてしまったら、大きな弊害が出ることでしょう。
それは、Employee Satisfaction(従業員満足)とCustomer Satisfaction(お客様満足)
という双方についての弊害が起きてしまうということです。

また、コミュニケーションスキルを培うことには、
二つの大切な条件があります。

それは、①「相手を信頼して情報発信すること」と
②「相手からの情報を謙虚に受け止めること」この二つです。

この二つがないと、情報がスムーズに伝わらななかったり、
良くない感情により情報がすり替えられるなどの混乱を招くことになります。

この二つの心をを培うのが「チームワーク」かもしれませんね。

良いチームワークがあってこそ、コミュニケーションスキルが高まるということですね。

「信頼」「謙虚」・・・私も心掛けて行こうと思います。
by tamurasyasinkan | 2010-08-02 17:51