会長通信


by tamurasyasinkan

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社長通信第212号 2011.3.4 恋から愛へ

先日の木越先生のセミナーで、恋と愛の話がありました。
これは商売を恋と愛に例えた話でしたが、
恋という字は心が下についているので下心がある商売になること。
愛と言う字は心が真ん中についているから、人の役に立ちたいと本心で思っていること。
だから、商売は愛の心でしなければいけない・・・そんな内容だったでしょうか?

さて、このレクチャーを拝聴して、そういえば男と女の恋と愛の違いも同じだなあと感じました。
まさに恋と愛とでは本質的に行って帰るほど違いがあるのだと思います。

実は最近、私の知人から恋の悩みの相談を受けました。
しかも、不倫です。そして相手の方からは拒否されています。
これ、どうしょうもないですね。
とにかく本人はいたって真剣なのですが、それと比例して視野が狭くなり、理性が無くなってしまっているのです。
もうほとんど、その言動は病気そのものです。

しかも相手に拒否されればされるほど、ますます視野が狭くなり、もうストーカーの一歩手前まできているような状況です。
これには、相談された私も正直どうしようか?と参りました。

そこで、私は彼にひとつのアドバイスをしました。

これは、ずいぶん昔のことになりますが、
さだまさしの歌で「恋愛症候群」というのがありまして、
その歌の中の一節を紹介したのです。

この歌は、さだまさしがコンサートで即興でつくった歌らしいのですが、
なかなか、笑えるユーモアあふれる8分位ある長い歌なんです。

しかし、その歌の最後の部分に、私のとても好きなフレーズがあります。

そのフレーズを、苦しむ彼に紹介しました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(恋愛症候群より)

恋は必ず消えてゆくと誰もが言うけれど
ふた通りの消え方があると思う
ひとつは心が枯れてゆくこと
そしてもうひとつは、愛というものに形を変えること

相手に求め続けてゆくものが恋、奪うのが恋
与え続けてゆくものが愛、変わらぬ愛
だから、ありったけの思いをあなたに投げ続けられたら
それだけでいい

おそらく求め続けてゆくものが恋、奪うのが恋
与え続けてゆくものが愛、変わらぬ愛
だから、ありったけの思いをあなたに投げ続けれたら
それだけでいい

あなたに、出会えて、心から、しあわせです

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いかがですか?なかなかでしょ?

だから、彼は彼女に求める思いを与える思いに変えたらいいということです。
所詮はどう頑張っても、叶わぬ恋なのです。
だったら、与え続けることの幸せというものに、今の思いをシフトしたらいいんです。

その方が、どんなにか心が満たされて、幸せになれるでしょうか。
というアドバイスをさせていただきました。
彼は、とめどなく涙を流して、「そうします」と答えたんです。

どうか、彼が自分のしたことに誇りを持って人生の終焉を迎えられるようになることを願います。

そのためには、自分から求めない、そして相手に与え続ける。
与える、支える、助ける、見守る、そっと遠くから。

それが真の愛だということに気づいて欲しいと思いました。
つらいでしょうが、頑張ってほしいです。
by tamurasyasinkan | 2011-03-04 21:34