会長通信


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社長通信257号 2011.5.29 家族があっての仕事です

昨日の宇都宮店パートさんの渡邉恵美子さんの業務日報の所感です。

『先日、小学2年生の娘の七五三の撮影をして頂きました。
本人が選んだメゾピアノの衣装と、私の希望で、黒舞妓を着てもらい日本髪を結ってもらいました。
衣裳選びや撮影の日には、私が見ていない間に、館内案内をしてもらったり、休憩室でお茶を飲んだり、事務所で過ごしたり、皆さんに沢山遊んでもらいました。
皆さんのお仕事の邪魔をしてしまったと反省しましたが、同時に、私の職場を娘たちに見てもらえた事が、とても嬉しかったです。
お蔭さまで、土日仕事に出る時に、今までは「お仕事行かないで!何時に帰ってくるの?」と泣く事もありましたが、今では「行ってらっしゃい!ママだけ天使の森に行くのはずるい!!」と言うようになりました。「百聞一見にしかず」ですね。
そして、将来の夢がパティシエから、天使の森で働く事に変わりました。
社長、宜しくお願いします!!
今度は、ドレスの姉妹撮影でお世話になります。
「早く連れてって~!いつドレスの写真撮れるの?」と今朝も言われて出てきました。そろそろ日にちを決めなくては、、、』

小学校2年生か~。この子が就職するまであと10年?頑張らねば!(笑)

主婦の皆さんが、仕事と家庭を両立するということは、大変なことだと思います。
特に、土日祝日が忙しい当社の仕事は、お子様やご主人とのコミュニケーション不足という大きな問題が起こります。
だからあまり無理をし過ぎるといけないですね。
とにかく、家庭あっての仕事ですからね。

また主婦だけでなく、独身の女性社員についても同じことが言えます。
毎晩のように残業が続いて、帰宅するのが10時とか11時とかなると、当然のことながら親御さんは心配しますよね。
「そんな会社、辞めてしまえ!」と親御さんから叱られたなんて話を聞いたことがありますが、これは経営者としてはとてもショックなことであり、また親御さんがそう思うのも当然のことと思います。

ですから、渡邉恵美子さんの業務日報のようなことを聞いた時には、本当に嬉しいです。
家族が全員で、働くお母さんを応援してくれる!なんて、とても有難いことですね。

先日も、あるお店の朝礼に参加した時に、Nさんが「昨日のありがとう」を発表しました。
Nさんは、先日衣裳部門の部門長に昇格しましたが、そのことをお母さんには言わないでいたそうです。なぜならば部門長になれば、さらに責任が重くなり残業も増えるだろうと心配をかけるから、どうしても言えなかったそうです。
でもNさんのお母さんが、私のブログを読み、ブログにはそのことがちょっとだけ書いてあったんですね。
お母さんはNさんに、「部門長になったんだって?頑張ってね!」と励ましてくれたんだそうです。
Nさんは、涙を流しながらお母さんへの感謝の気持ちを発表していました。

Nさんのお母さん、本当にありがとうございました!

以前にもこのブログに書いたことがありますが、
法政大学教授の坂本光司先生の著書「経営者の手帳」の中に、
「経営者が一番大切にしなければいけないのは、従業員とその家族である」
とありました。
お客様よりも優先順位が上なのです。

CS(お客様満足)よりもES(従業員満足)を!という話は最近よく耳にしますが、
坂本先生の凄いところは、従業員だけにとどまらず、その範囲が家族にまで及んでいることです。

従業員だけが満足しても、その家族の皆さんが満足しない限り、本当の幸福感は得られないということなのでしょう。

まさにその通りですね。

我が社で働くすべてのスタッフが、そのご家族から応援されていること。
そして我が社で働いていることを、スタッフもそのご家族も誇りに思っていただけること。

一日も早く、そういう会社になりたいです!

そのためには、問題、課題が山積みされています。
待遇改善、残業時間短縮、有給休暇完全消化、育児介護支援の充実などなど。

とても険しい道のりかも知れません。そんな簡単にできることではありません。

が、しかし、だからこそ私は頑張ります!一歩一歩頑張ります。

見ていて下さいね!
by tamurasyasinkan | 2011-05-29 07:38