会長通信


by tamurasyasinkan

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

以前の記事

2014年 09月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月

リンク

検索

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧

社長通信第274号 2011.6.27 感動の涙

皆さんはどんな時に感動し、どんな時に涙を流しますか?

最近はテレビのドラマなんかはほとんど見ないようになりましたが、
以前はよく夫婦でテレビドラマや映画を見たものです。

よく「お涙ちょうだい」的なドラマがありますよね。
そういうのって、大体が親子が離れ離れになったり、家族の誰かが死を宣告されたり、そういった不幸なことがテーマになっているように思います。

私の家内はそういうのを見ると必ず涙をボロボロ流して泣くんですね。
ですから、よく「今泣いてるかな?」って顔を覗いたりすると、案の定ボロボロになっています。

でも私はそういうのでは泣けないんですね。
そういうので感動する人って、たぶん同情心からそうなるのだと思いますが、事実ならともかく、つくられたドラマでは、私はどうしても冷静に見てしまい、泣けないんです。

ですが私は変な時に感動したりします。

高校生くらいの頃から、そうなったと思いますが、例えばオリンピックの入場行進で涙が出てきます。
夏の甲子園の入場行進も、感極まって男泣きをしてしまうんですね。

全社員で経営理念を唱和するときも涙を必死でこらえ、唱和の声が出ないくらいです。
経営研究会の全国大会などで、三つの誓いを唱和する時も同じです。

それから女子バレーボールの国際試合で、「ニッポン!ニッポン!」と歓声があがっていて、選手たちが必死にプレイしている姿を見ている時も。

高校野球では、9回裏最後のバッターがピッチャーゴロに倒れて、それでも1塁ベースに全力で走り、ヘルメットを飛ばして頭からスライディングして、そのまま悔しさに頭を抱えて起き上がれない姿・・・。

マラソンでもそうです。
マラソンや駅伝の場合は、快走する選手よりも、むしろフラフラになりながら、それでも顔を歪めながら走り続ける選手と、それを応援する沿道の人たちの姿・・・・こういうのって本当に弱いです。
超感動します!涙がこらえきれません!

昨日の宇都宮店の Natsuko's blog にあった、夏子さん、これも後藤静香先生のポエムなのでしょうか?

  「全力」

  大関の相撲、名優の芝居、

  幼稚園の運動会、見ていると涙が出る。

  全力があまりに神々しいからである。

  はちきれるほどに熟したスイカの美しさ。

  咲けるだけ咲いた野菊の美しさ、

  全力は美である。

  力いっぱいのあらわれは、何でも人を引き付ける。

今日はこのポエムに触発されて、感動の涙というブログになりました。
そういえばそうだなあ。
いつもそういう事に出会った時、そしてそこに居たのは自分だけでなくたくさんの人たち・・・

「その時その場でその美しさを共有した時」

心の底から突き上げる感動・・・・本当に人間に生まれて良かったと思います。

今から27年前のロサンゼルスオリンピックで、あの時、夜中の2時頃だったでしょうか。
このシーンを全世界の人と放送を通して共有し、競技場の大歓声とともに、止めどない涙を流したことを思い出しました。
その時は、オリンピック初の女子マラソでした。
優勝した選手でも、日本の選手でもなく、一番最後にゴールした、スイスのガブリエラ・アンデルセンという選手のことです。

まさに、「全力は美である」です。

このユーチューブをぜひご覧ください。


by tamurasyasinkan | 2011-06-27 07:28