会長通信


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社長通信第303号 2011.8.18 東北に深紅の優勝旗を

一昨日の友人のお葬式では、午前中から参列し、火葬場、精進落としと続いて、帰宅したのは6時半頃でしたが、ぐったりしてしまいました。
ひょっとしたら、熱中症?と大事を取って早く寝て、睡眠も10時間ほど取りましたが、朝起きても、全く食欲がなく、さらには胃のあたりがずっと気持ち悪くて、ちょっと横になったりしていましたが、
11時ごろ渡辺夏子さんと直井さんが遊びに来て、話をしていましたら、やっと元気が戻ってきました。
タイミングの良いお二人に感謝です。
糖尿病は、熱中症になりやすいということですので、気を付けなければいけませんね。

さて毎日、甲子園での熱戦が続いていますが、今年の甲子園はいつもと雰囲気が違うなと感じます。
打者のヘルメットには、全員が「がんばろう日本」のシールが貼り付けてあります。

開会式に金沢高校の主将の宣誓にもあったように、この大会のテーマは、東北の被災者への応援のエールを送るということにあるようです。
現場を離れた今年の夏は、私も自宅のテレビで観戦することが多くなりました。
昨年までは、大会を通してせいぜい5試合くらいしか観ることができませんでしたが、今年は半分くらいの試合を観ることができて、皆さんには申し訳ないのですが、正直、幸せです。

そして気のせいかも知れませんが、今年の大会は、1点を争う好ゲームや、終盤の大逆転ゲームが多いように感じます。
随所に、選手の気迫のこもったプレイが見られて、その度に、双方に拍手を送る自分の姿があります。

さらにスタンドの白熱の応援が泥まみれで頑張る選手と一体化し、甲子園球場が生き物のように感じる、こういった情景が私は大好きです。

今年は特に東日本のチームが優勢です。
東北6県のチームも、皆、力いっぱい粘りの野球を見せてくれています。

今日の準々決勝の第一試合では、我が栃木県の代表、作新学院が接戦を制して、ベスト4に進出しました。これは何と49年ぶりのことだそうです。
怪物と言われた江川投手がいた時にも優勝できなかったのですが、作新が春夏連続優勝をした時に、私はまだ小学校6年生だったと思いますが、よく覚えています。
春の選抜で優勝した投手は八木沢選手。その八木沢投手は夏の甲子園の直前で赤痢になり、予選でも投げなかった加藤投手がその代役を務めて、皆、優勝は無理だと思っていたのですが、なんと素晴らしいピッチングで優勝してしまったのです。
この加藤投手は、その後中日ドラゴンズの投手となりましたが、交通事故で亡くなります。

作新というと、その当時のことが、いまだに私の頭に映像として蘇って来ます。

さて、東北地方の青森県の代表校である光星学院高校が頑張っています。
光星学院は、八戸市の学校で、まさに被災地からの出場です。
震災後、この野球部のナインは、津波で土砂に埋まった地元の幼稚園にボランティアに行き、土砂の排除活動を行ったそうです。
今回の甲子園出場では、お礼としてその幼稚園の園児たちが折った千羽鶴が、滞在する宿舎に届けられたそうです。
攻守ともにまとまった好チームで、昨日は優勝候補の東洋大姫路を破って準決勝に進みました。

そしていよいよ明日は、我が郷土代表の作新学院と、この青森の光星学院とが、決勝戦進出をかけて激突します。

さて、どうしようか?

どちらを応援しようか?

困った!

別に私がどちらを応援しようと、世の中にとっては何の影響もあるわけではないのですが。
しかし、私としては、こういうのは明確にしておかないと気が済まないんですね。

そしてよく考えた結果・・・

やはり、今年は東北に光を当てるべき年!!
何と言っても、甲子園から東北にエールを送る年!!
だから、だから、ここは・・・光星学院に勝ってもらいたい・・・。

そうなりますよね~。そして何とか優勝して、東北地方に初めての深紅の優勝旗を持ち帰って欲しい!

やはり決勝ともなれば、全国のほとんどの高校野球ファンは、そう思うのではないでしょうか?

これが実現したら、本当に球史に残る劇的なドラマになるでしょう。
さらに、東北の人たちにとって、私たちには想像もできないくらいの勇気をもたらす事になるのではないでしょうか。
だから明日は、是非とも光星学院に勝利してもらいたいです。

当社にも作新学院の卒業生がたくさんいらっしゃると思います。
その皆さんには、ごめんなさいね。
でも、私は青森の光星学院を応援しますね。

頑張れ光星!そして東北に初の深紅の優勝旗を!!
by tamurasyasinkan | 2011-08-18 11:58